純粋だった恋

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中学1年生の秋、好きな人ができました。同じクラスで席が隣の男の子です。

仲良くなり、いつもじゃれあったりして楽しく過ごしていました。いつしかお互いが意識するようになり、まわりの冷やかしもあって何だかとても恥ずかしくなってきて、以前のようにじゃれあうこともできなくなってきました。ドキドキしすぎるのです。好きな気持ちはどんどん大きくなるのに、顔を見ることができない、素直になることができない、甘酸っぱい悩みが日に日に増えていきました。

クラスが離れて、会話をすることも減って、姿を見かけるだけでドキドキしていました。バスケ部だった彼の練習姿を体育館の隅からそっと見つめる日が続きました。彼は私をどう思っているのかなってとても気になっていたけど、聞けないままでした。

あっという間に3年生になり、私の恋は続いていました。この気持ち、伝えたいのに、と思う中、彼からの手紙が私の靴箱に届いていました。「あさっての日曜日、近くの学園祭にいこう。電話待ってます。」と。この瞬間に私の思いは一気に上昇しました。

初めての学園祭デートです。緊張しっぱなしでした。そんな私に気遣ってくれたのか、学園祭で売っていたかわいいブローチをプレゼントしてくれました。本当に嬉しかったです。

気持ちだけの絆を感じて、高校は別々の学校に進学することが決まりました。彼は県外に行くことになりました。残された時間、下校を共にしたり、一緒に過ごす時間を増やしました。この人のそばにいたいってずっと思っていました。

卒業式には第二ボタンをもらいました。気持ちで結ばれていた純粋な恋でした。

お互いの写真をカードケースにいれて、遠距離恋愛になりましたが、私も彼もとてもピュアだったことは本当に綺麗な思い出です。

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